アガリクス
 アガリクスは、ブラジルのビェダーテ地方を原産地とする担子菌類ハラタケ科のキノコです。
 また、アガリクスとは、ハラタケ属に37種類あるキノコの総称で、姫マツタケやマッシュルームなどがあります。
 アガリクスにはアミノ酸、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンD、カリウム、マグネシウムなどの栄養素の他に、β-D-グルカン、タンパク質グルカン、β-ガラクトグルカン、α-グルカン、核酸、キシログルカンなど抗ガン作用をもつ複合多糖体が多く含まれています。
 この多糖体の中には、インターフェロンの産生を活発化する働きがあり、抗腫瘍作用などの効果が期待されています。さらに糖尿病、肝臓病、神経痛などに対する臨床データも発表されており、注目されています。

 アセロラ
 アセロラといえば、ビタミンCが豊富な果実として有名で、飲料を始め、キャンディやゼリーなど、製品としても人気が高い果実です。
 100gあたりのビタミンC含有量は約1700mgで、他の果実(レモン:90mg、グレープフルーツ:40mg、グァバ:270mg)と比較しても、アセロラがビタミンCの宝庫だということが分かります。
 ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、シミ、ソバカスの原因となるメラニン生成の制御効果、鉄分の吸収を助けるなどの効果があることが知られています。

 アマチャヅル
 アマチャヅルはウリ科のツル草で、元々は雑草だったので手軽に栽培できます。
 薬効成分としては、朝鮮人参と類似のサポニンが含まれています。期待できる効果は疲労回復、老化防止、不眠、ストレス解消、糖尿病、高血圧、胃潰瘍、内臓器官の働きを高めるなど、様々です。
 サポニンは中枢神経に働きかけて精神を安定させるので、ストレス社会といわれる現代には”打ってつけ”の素材といえるでしょう。

 アルファルファ
 アルファルファは豆科の多年草で、モヤシの一種です。タンパク質、食物繊維、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンKや、カルシウム、カリウムなどのミネラルも豊富です。特にタンパク質は小麦の約1.5倍、ビタミンAはウナギの約3倍も含まれているといわれます。
 ビタミンAは皮膚や粘膜を健康に保ち、視力の回復にも役立ちます。ビタミンEは、抗酸化作用があり、老化を防ぐ効果があります。
 また、食物繊維が多いので、腸内環境を整えて便通を良くし、それにより肝臓の負担を軽くします。

 アロエベラ
 アロエは熱帯地方で育ち、400種類以上もあるといわれています。その中でも実際に活用されているのが、アロエベラ、キダチアロエ、ケープアロエの3種ですが、それぞれ成分に多少の違いがあります。
 アロエベラは、「アロエの王様」といわれるように全体的に大きく、肉厚で表皮のすぐ下にあるゼリー状の葉肉部分が多いのが特長です。ゼリー状のムチンは、皮膚の水分と油分のバランスを整える作用があります。皮膚の老化を防ぎ、シミやソバカスを防いでくれます。
 また、苦味成分が少なく、ゼリー状で水分が多く含まれているので、飲用としても適しています。
 アロエベラの成分には、キダチアロエに含まれるアロエニンやアロエチンなどは含まれていませんが、逆に、キダチアロエには含まれていないサポニンが含まれており、これが抗菌作用を発揮します。

 イコサペンタエン酸(EPA)
 イコサペンタエン酸は、魚の肝油に多く含まれている不飽和脂肪酸です。背の青い魚のイワシ、サンマ、アジに特に多く、海藻やプランクトン、これを食べるタラやニシンにも含まれています。
 グリーンランドのイヌイットの人たちに心筋梗塞や動脈硬化などの循環器系疾病が少ないことが分かり、注目を浴びるようになりました。
 イコサペンタエン酸は、血液を凝固する役目の血小板が固まって血栓ができるのを防ぎ、コレステロールを減少させ、血管壁への沈着を防ぐので、血液の流れを良くします。
 主な働きとして、血栓をできにくくすると共に、中性脂肪やコレステロールを下げることにより、各種循環器障害(動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中など)が予防できるといわれています。

 烏骨鶏(うこっけい)
 烏骨鶏はキジ科のニワトリの一種です。鶏冠は紫色ですが、皮膚、脚、くちばし、肉や骨まで黒いのが特徴で、普通のニワトリより小型です。中国江西省が原産で、ニワトリの中で唯一の薬用鶏といわれています。日本には江戸時代に渡来し、天然記念物に指定されています。
 肉や卵には、タンパク質、メラニン色素、脂肪、炭水化物、無機塩などが含まれており、内臓の諸器官を暖め、疲労回復を図り、女性の生理不順を整える作用があります。
 また、虚弱体質や体力の低下、慢性胃炎などには、肉や骨を煮て食べると効果があるといわれています。薬膳料理として使われ、腹の中に色々な生薬を詰めて煮込む料理が一般的です。

 ウコン
 ウコンは、ショウガ科の多年生草木で、インドや台湾を始め、日本では沖縄などで栽培されています。
 たくあんやカレーなどに使われる脂溶性の黄色い色素のクルクミン、香辛成分の精油ターメロンなどが含まれ、これらが肝機能を活発化し、胆汁分泌を促進してくれるのです。
 ウコンは、二日酔いに効果を発揮します。健胃作用や利尿、利胆作用があるので、肝臓解毒効果を高めてくれます。
 また「血中の気楽」といわれ、血をきれいにして疼痛、月経痛、吐血、痔、貧血などを防ぐ効果があります。

 梅エキス
 梅エキスというのは、成熟前の青梅の果汁を絞り、ろ過して濃縮したペースト状のものです。
 江戸時代には既に家庭に常備していたとされる古くからあるものです。
 酸味のもとであるクエン酸、リンゴ酸、コハク酸などの有機酸を多く含みます。食べ物が口に入ると、糖分や脂肪分がブドウ糖などに変わってエネルギーとなりますが、このエネルギーの発生の過程が「クエン酸サイクル」と呼ばれ、クエン酸などの有機酸がサイクルの中で絶えず生成、消費されています。身体が疲労すると、有機酸の働きにより疲労物質となる乳酸の生成を減少させて疲労を回復するのです。
 また、有機酸は胃や腸の働きを活発にし、殺菌作用や下痢を抑える働きがあります。

 SOD様食品
 過度の喫煙や飲酒、バランスの悪い食生活、排気ガスや電磁波、何かとストレスのかかる現代社会では、必要以上に活性酸素が発生し、私たちの健康が脅かされています。
 活性酸素は体内細胞を酸化させ、ガンや脳卒中、動脈硬化、糖尿病、アレルギー、喘息など色々な病気を引き起こす原因といわれています。
 このような活性酸素を除去する働きをもったSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)という酵素が体内に存在しますが、40歳前後から機能が低下していきます。だから、それを補ってやる必要があり、SODと同様な働きをする食品が注目されるようになりました。
 SOD様食品として有名なのが、大豆、ゴマ、緑黄色野菜などのビタミン、ミネラルを豊富に含んだ食品類です。特に、抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンE、β-カロチンなどが有用といわれています。
 詳しくは、なおこ一緒お勉強「活性酸素」をご覧下さい。

 エゾウコギ
 エゾウコギは朝鮮人参と同じウコギ科の植物で、中国やロシアなど、また北海道の東部に自生しています。
 中国では、古くから民間薬として利用されており、体調を整え、滋養強壮、老化防止作用があるといわれています。
 ビタミンB、ビタミンB、ビタミンC、カロチンなど、朝鮮人参に近い成分が含まれていて、新陳代謝を促し、各機能の自然治癒力を高める効果があるといわれています。
 またフラボノイドが含まれているので、血流を良くし、酸素の供給量を増加させ、ストレスや病気、アルコールなどへの耐久力と抵抗力がつきます。さらに、精神・神経系の興奮を抑える働きがあり、集中力を高めます。

 オオバコ
 オオバコは根元に大きな葉が生えていることからその名がつけられ、生薬名を「車前草」といい、民間薬として利用されてきました。
 オオバコには”むくみ”を取る利尿作用があります。水分の排泄を増やすだけではなく、老廃物の尿素、尿酸などの排泄も増やします。
 また、煎じて飲むと気管支の粘液が分泌されるので、喉の炎症を鎮めて咳を止めます。

 オタネニンジン(御種人参)、朝鮮人参、高麗人参
 オタネニンジンはウコギ科の多年草で、朝鮮半島や中国東北部に分布しています。
 一般に「にんじん」といえば、セリ科の人参を指しますが、古来から生薬として使われてきたのは、ウコギ科のオタネニンジンの根です。
 江戸時代、幕府が種子を各藩に分与する形をとっていたことから「オタネニンジン」という呼び名がついています。
 オタネニンジンの根には、ジンセノサイドというサポニン配糖体が含有され、他にも、精油、糖類、アミノ酸、有機酸、ビタミンB群、ミネラル、コリンなどの成分が含まれています。
 昔から漢方薬として珍重されており、健康維持、心身の活力として愛用されている素材です。
 オタネニンジンの代表的な働きは、自律神経の調節、胃腸機能の調整、ホルモンの活性化、内蔵を活発にすることなどです。またエネルギー増強作用、造血作用と血行を改善させる作用もあります。

 オオムギ若葉エキス
 大麦の新芽を摘み取り、抽出、精製したものがオオムギ若葉エキスです。
 ビタミンが豊富で、ビタミンBが牛乳の約30倍、ビタミンCはホウレンソウの約5倍、β-カロチンはホウレンソウの約10倍も含まれています。他にはビタミンE、ビタミンB、ナイアシン、葉酸などを含み、生体の酵素に活力を与えて新陳代謝を活性化します。特に多く含まれるビタミンA,C,Eには抗酸化作用があり、ガン細胞の発生を抑制します。
 ミネラルも豊富で、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などが含まれています。
 血液をつくり、細胞間代謝や、臓器や筋肉などの機能を正常化します。
 さらに、ペルオキシダーゼ、カタラーゼなど、酸化抑制酵素を含んでいるので、細胞の老化や損傷を防ぐ働きがあります。

 オリゴ糖
 オリゴ糖は、胃液などで分解され難いので腸まで達することができ、腸内のビフィズス菌や乳酸菌の増殖、便秘の改善、腸内の悪玉菌の制御など、腸内のバランスを整える働きがあります。そのほか、免疫促進作用、血糖値やコレステロール値を調節する作用があり、生体機能を整える効果もあります。
 一口にオリゴ糖といっても、飲料、菓子類に使われるイソマルトオリゴ糖、タマネギやゴボウなどに含まれているフラクトオリゴ糖、耐熱性があるガラクトオリゴ糖、ハチミツやサトウキビなどに含まれているパラチノースなど、数種類があります。
(カ〜キ)