2001年4月1日から、新制度がスタートしました!
保健機能食品制度

 「保健機能食品制度」は、食品に関する正しい情報提供を行うことで、国民の健康向上と被害の防止を目的とするものです。
 「保健機能食品制度」では、健康栄養補助食品のうち一定の要件を満たすものを個別許可型の「特定保健用食品」と、規格基準型の「栄養機能食品」の2つのタイプに分け、これを『保健機能食品』と提唱します。
保健機能食品 特定保健用食品
(個別許可型)
栄養成分含有表示
保健用途の表示(栄養成分機能表示)
注意喚起表示
栄養機能食品
(規格基準型)
栄養成分含有表示
栄養成分機能表示
注意喚起表示
 これに対し、保健機能食品以外の「いわゆる健康食品」「健康栄養補助食品」といわれるものは、「一般食品」の範疇に属します。
 ただし、保健機能食品でないから劣っているというわけではありません。「保健険機能食品」と「一般食品」の違いは、「栄養成分機能表示」が可能かどうか、ということだけです。


 特定保健用食品
 特定保健用食品については、平成3年から栄養改善法に基づく制度としてスタートし、平成13年2月1日で223品目が許可されています。
 この制度は、食品ごとに厚生労働省の許可を必要とする個別許可型で、許可を受ければその食品の効能を表示できるというものです。
 従来は生活衛生局長の下に設置された検討会で検討し、その結果に基づいて厚生大臣が許可するという流れでしたが、今後は、審議会で審査を行うことになりました。審査に際しては、その食品の有用性、安全性などを科学的に評価する各種の資料の提出が求められています。
 また、既に許可を得ている特定保健用食品については、引き続き、従来通りの表示が認められていますが、今回の新たな表示を希望する場合は新たな基準に沿った資料に基づく再度の許可申請が必要になっています。


 栄養機能食品
 栄養機能食品は、ビタミンやミネラルなどの栄養素を一定量含む食品を指し、含有量の基準を満たしていれば、「栄養機能食品」と称することができ、例えば、「カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です」など、その食品の効能を表示できます。
 この制度では、健康被害を防止するため、過剰摂取した場合の注意点として、1日当たりの摂取目安量の表示を義務付け、さらに「多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません」など、医薬品と混同しないための注意喚起表示も義務付けています。(表示例を参照)
 平成13年のスタート段階において、栄養機能食品の対象となる成分は、ビタミン12種類(ビタミンの前駆体であるβ-カロチンを含めると13種類)と、ミネラル2種類の計14種類(β-カロチンを含めると15種類)で、それぞれの配合限度量(上限値・下限値)は、次の通りです。 

栄養機能食品の栄養素の配合限度量(上限値・下限値)
【ビタミン】
ビタミンA ビタミンB ビタミンB ビタミンB ビタミンB12 ビタミンC
上限値 600µg
(2000 IU)
25mg 12mg 10mg 60µg 1000mg
下限値 180µg
(600 IU)
0.3mg 0.4mg 0.5mg 0.8µg 35mg
ビタミンD ビタミンE ナイアシン 葉 酸 ビオチン パントテン酸
上限値 50µg
(200 IU)
150mg 15mg 200µg 500µg 30mg
下限値 0.9µg
(35 IU)
3mg 5mg 70µg 10µg 2mg
注) ビタミンA前駆体であるβ-カロチンについては、ビタミンA源の栄養補助食品の栄養素として認める。この場合、上限値は3600µg、下限値は1080µgとする。
【ミネラル】
カルシウム
上限値 600mg 10mg
下限値 250mg 4mg

 栄養機能食品は規格基準型であるため、関係各機関への申請は不要であり、その運営・管理は企業の自主性に委ねられています。


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主な成分の表示例
【ビタミン】
名 称 栄養機能表示として認められる表示 注意喚起表示
ビタミンA ビタミンAは、夜間の視力の維持を助ける栄養素です。
ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守って下さい。
・妊娠3ヶ月以内又は妊娠を希望する女性は過剰摂取にならないように注意して下さい。
ビタミンB ビタミンBは、炭水化物からのエネルギーの産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。 ・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守って下さい。
ビタミンB ビタミンBは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。 ・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守って下さい。
ビタミンB12 ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です。 ・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守って下さい。
ビタミンC ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けると共に、抗酸化作用を持つ栄養素です。 ・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守って下さい。
ビタミンD ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。 ・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守って下さい。
ビタミンE ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。 ・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守って下さい。
パントテン酸 パントテン酸は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。 ・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守って下さい。
注) ビタミンA前駆体であるβ-カロチンについては、ビタミンAと同様の栄養機能表示を認める。この場合「妊娠3ヶ月以内又は妊娠を希望する女性は過剰摂取にならないように注意して下さい」旨の注意喚起表示は、不要とする。
【ミネラル】
名 称 栄養機能表示として認められる表示 注意喚起表示
カルシウム カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。 ・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守って下さい。
鉄は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。 ・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守って下さい。