皮膚の構造 
 皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層と、汗腺、皮脂腺、毛などの付属器官からなっています。
 表皮では、皮脂と汗が混ざり合って皮脂膜をつくり皮膚を被っています。これが、天然のクリームとして皮膚の乾燥を防いだり、ホコリや細菌などから身体を守っています。
 表皮はさらに、「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」に分かれます。
お肌の一生は、28日!
≪理想的なターンオーバー(代謝回転)≫
 表皮の細胞は、基底層で細胞分裂によって生まれます。
 そして、有棘層と顆粒層を経て角質層まで達するのに14日間、さらに角質層で角化し垢となって剥がれ落ちるまで14日かかります。「お肌の一生は、28日」というわけです。
 但し、この周期は若くて健康なお肌の一生(新陳代謝)です。 
角質層の状態で決まる「美肌」
 一番外側の角質層は、様々な刺激を直接受けるところであり、私たちの目に触れるところでもあるので、角質層の状態は、生理学的にも美容上にも重要です。特に角質層の水分量は「肌の美しさ」を決める大きな要素で、20%を維持することが理想です。
 角質層には、天然保湿因子(NMF)や細胞間脂質(セラミド)があり、水分を保持しています。さらに皮膚の表面では、皮脂膜(天然クリーム)によって水分の蒸発を抑制しています。

皮膚の役割@≪外界からの刺激を防ぐ≫
 皮膚の一番重要な役割は、外界からの刺激を防ぐ最前線であるということです。皮膚の表面は、弱酸性(pH4.5〜6.5)の皮脂膜で被われ、細菌やカビの繁殖を抑えて体内に侵入できないようになっています。
 また、一番外側の角質層は、角質化した硬い細胞が何層にも重なっており、物理的な刺激からも保護するようになっています。

皮膚の役割A≪体温調整と排泄作用≫
 皮膚には体温を一定に保つ働きがあります。気温が高ければ、真皮の毛細血管が拡張して発汗を盛んにし、汗が蒸発するときに気化熱を奪い体温を下げます。気温が低いと反対に収縮して体熱の放散を防ぎます。また、汗を分泌するとき、体内の老廃物も一緒に排泄しています。

皮膚の役割B≪感覚作用≫
 皮膚には温感、冷感、痛感などの感覚器としての働きがあります。

皮膚の役割
C
≪外見を演出する働き≫
 「相手を魅了したり、脅かしたりする」というような、言わば、外見を演出する働きがあります。特に、人間にとって、顔の肌はとても重要です。
 美しい肌は、それだけで「美人」の条件だと言えそうですね。


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